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- 埋没式二重まぶたは、使用する糸が少ないと取れやすく、多すぎると腫れが長く続く。6本程度がベスト。
- 糸の結びは強すぎると腫れがとれず、弱すぎると二重線がはっきりしない。
- まぶたの裏側の糸の掛ける位置は瞼板(タルザス)の上端とする。瞼板の真ん中では角膜に影響し(角膜炎の原因)、上すぎると、挙筋に影響する(眼瞼下垂の原因)。
1.術前


2.デザイン
患者さまの好みの二重をアイプチを使って再現します。患者さまは座った状態で検査をしていきます。良い点が見つかったらそこに印をつけていきます。

アイプチで二重を再現してみます

良い点が見つかったらそこに印をつけます

二重となる線をデザインします
続けて患者さまには仰向けに寝てもらい、丁寧に二重となる線をデザインします。同時に糸を通す点をプロットしていきます。
3.麻酔
まぶたの表面に麻酔をします
まぶたの表面にわずかな麻酔を注射します。目の裏側の眼瞼結膜にも麻酔を注射します。
エンジェルニードル(極細の注射針)を使用するため、痛みは極少量です。
4.埋没の糸を通す

眼瞼結膜(がんけんけつまく)側より針を刺入します。

眼瞼表面に針を貫通させます。
5.糸を結ぶ

糸の結び具合がその後の腫れや二重線の仕上がりに影響します
糸同士を強く結ぶ。糸の結びは強すぎると腫れがとれず、弱すぎると二重線がはっきりしなくなります。

結び目をきれいにします。ここの処理についてはコラム参照
糸の一端を引き込み結び目を皮下の奥へ送りこみ 目立たなくさせます。
6.手術終了


埋没式二重まぶた手術の終了直後、この時点では内出血はありません。

結膜面は傷が無く、簡単に反転することができます。
7.埋没式二重まぶたの手術直後


8.ムービー
【コラム】埋没10点法ってあるの?
最近「当院のふたえの埋没は・・点法です」なんてキャッチフレーズを耳にします。
なんだか多ければ多いほど「高級感」を受けます。 本当にそうでしょうか?
二重まぶた手術の「埋没法」とは、「糸埋没式二重まぶた手術法」の略で、つまり極めて小さな切開を上まぶたの皮膚に入れそこから糸をまぶたに埋め込み、瞼板と上まぶたに癒着を構成させ「簡単」にふたえを作る美容外科の手術法を指します。
かつては、まぶたの皮膚に1本の糸で2箇所の点をうがち、簡易(プチ)に行う手術と相場は決まっていたものでした。それ以上を望むなら、切開法を選択すべき、というわけだったのです。
二重まぶた埋没法の利点は
・簡単に手術ができる
・したがって腫れなどのダウンタイムが少ない
・糸を外せばいつでも元に戻せる というものです。
しかし、欠点として、術後1〜2年で自然に元に戻ってしまうことが多いことやラインどりに多彩さが無い、ことがあげられます。
そこで、多数の糸で多数の点を支えれば、その欠点が補えると考えられています。
私は、4点〜8点までの二重まぶたの多数点埋没法手術を試みてみました。4点では、やや物足りなさを感じますが、8点以上では、修正が困難になるばかりでなく、腫れなどのダウンタイムがほとんど二重まぶた切開法と変らなくなってしまうという結果になりました。 ですから、私が推奨する6点(二重まぶた埋没法 本格系6点酒井法)とはまさにプラチナ6なのです。
【コラム】10年前の埋没糸を除去できた!
「10年くらい前に埋没法で手術したのですが、どうしてももとに戻したくなったんです。埋没の糸は取れるのでしょうか?」 と、ある患者がみえました。
たしかにやれば取れない事はないはずだと思うのですが、10年も前の他人の手術の糸ともなると、糸の色も薄くなっているでしょうし、どこに糸があるのかもはっきりしないでしょうし、すごく難しいな、とは感じていました。
そこで 「いっそ、切開で二重にしてみませんか?そうすれば、大きく切開できますから強制的に昔の糸も取れるわけです。」 と言ってみました。そうすると、
「いいえ、もうふたえでないほうがいいのです。」
と言われてしまいました。
「もしかするとうまくいかないかもしれませんが、それでもいいですか?
すでに10年の月日が、仮に糸を取っても、ふたえがくせになっていることもあるからです。」と及び腰の答えをしてみたのですが、最終的に手術をすることになりました。
この患者さまのまぶたを顕微鏡でじっくり観察してみると、なんとなく糸の跡が見えてきました。小さな切開を入れマイクロサージェリー用の道具で糸を探します。意外にも、簡単に糸が取れました。
しかし、「くせ」が付いていれば糸を取っても二重は戻らないはずです。 しかし、2ヶ月後、この患者さんは見事に元に戻ったようです。 必ずしも全員こういう良い結果になるとは限りませんが、トライアルはしてみるべきなのでしょう。
【コラム】瞼板法 VS 挙筋法

眼瞼結膜側で埋没の糸を通すところが瞼板の場合を瞼板法(けんばんほう)といいます。
瞼板よりもっと奥の挙筋腱膜(きょきんけんまく)(ミューラー筋を含む)の端に糸を通すと挙筋法(正確には挙筋腱膜法)といいます。
さて、どちらが正解なのでしょうか?
瞼板法の場合、糸を通すところがあまり真ん中だとまぶたを閉じた時に眼球の角膜に悪影響を及ぼすことがあります。

瞼板の上端で挙筋腱膜の付着部分に糸を通すことで角膜やミューラーの機能障害を防ぎます
かといって挙筋腱膜に糸をかけ過ぎるとミューラーが機能障害をおこすこともあり、眼瞼下垂の原因になることもあります。
そこで私は瞼板の上端で挙筋腱膜の付着部に糸を通すようにしています。

瞼板の上端で挙筋腱膜に針を通しているところ

結膜面には傷がなく簡単に反転することが出来ます
| 項目 | 金額 (消費税込み) |
| 二重まぶた埋没法(プチ系 2点固定 両側) | 39,500円 |
| 二重まぶた埋没法(酒井式 6点固定 両側) | 8万円 |
| 他院での埋没法(修正) | 8万円 |
次のページでは [切開式ふたえまぶた]をご紹介します


